ドイツに引っ越してくるまでクリスマスをドイツで過ごしたことがなかったのです!
なので私も子どもたちと一緒に、
初めてのドイツのクリスマスをとーっても楽しみにしていました。
アドベント時期から指折り心待ちにしていたクリスマス。
この時期は幼稚園、アン子のMaxi Gruppe(12月から週2回午前中 親なしの小さなプレイグループに参加し始めました)、オパとオマのお家、近所やお友達のお家で、
我が家で、とどこででも手作りのクッキーやグリューワイン(ホットワイン)にキンダーポンチ(子ども用の温かいジュース)を堪能しました。
*↑アン子ちゃんのマキシグルッペにて。
子どもたちで作ったクッキーが自分で絵を描いたお皿にのせてありました。
ちびっこたちが一生懸命つくったクッキー。
皆ちょこんと座ってかわいらしいっ。キューン
子どもたちも旦那さんも私も「もークッキーはたくさん!」と飽き飽きするほど食べました。
12月24日前の最後の週末。もみの木を買いに行きました。
もっと早く買って、
12月に入ったらすぐに飾りつけをしておくのが普通かと思ったら、
クリスマス直前に買い、Heilige Drei Koenigeという1月6日の祝日まで飾っておくのだそうです。
もみの木は12月に入り、ボチボチいろんな広場で売られ始めました。
旦那さんと点子が二人で選んだ木は2メートルほどあるとても立派なものでした。
それに、丸い飾りをつけて、てっぺんには点子が幼稚園で作ってきた星を。
あとはろうそく。
旦那さんの実家のもみの木には本物のろうそくが飾られている。火もついていた!
「大丈夫なの?火事になったりしないの?」とこっそり旦那さんに聞くと、
「あー。火事になることもあるよ。ほら、日本のお正月の時、毎年おもちをのどに詰まらせる事故があるでしょ。あれみたいに、毎年起きるよ」だそう。
ほほー。クラッシックで永遠。
でも、本物のろうそくの灯りはやはり特別なんだろうな。
我が家は小さい子がいるので、無難なLEDランプタイプのものを飾りました。
さて、24日のHeilige Abendは午後近所の教会へ行きました。
Kinder Messeだったので、子どもたちが沢山。厳かとは程遠いにぎやかなものでした。
その後、旦那さんの実家に家族が集まって、Omaがクリスマスの宗教的なお話を子どもにわかりやすいように話してくれ、歌を歌いました。
終わったら、鈴の音がきこえてきました。
Christkindが来てプレゼントを置いていってくれたそうです!
皆で居間へ移動して、プレゼントを開けました。
ダンナさんたちが子どもの頃からの伝統で、
この時期限定でお人形キッチンが開設されます。
小さいけど、なんとちゃんと火が使えて、ケーキを焼いたりお料理もできる!
これ40年も前のものですよ!
さすがドイツ製品。
そして、なんでも大切にするドイツ人の心意気の賜物ですね。
24日はヌードルスープを作り、翌日はクレープを焼きました。
私もわくわくしちゃった!
とってもおいしかったよ~!
24日の夜は、Kaltes Essenでハムなどを頂き、その後お義母さんお手製のLeible(クッキー)が銀のお盆にのって登場!私と子どもたちは「わ~」と大歓声をあげてしまいました。
点子とアン子の特にお気に入りは左下緑色の「ピスタチオのプラリネ」です。
これは、キルシュバッサーというアルコール入りでとってもリッチであまーい。
これを二人で奪うように食べ競う。。
子どもなのにアルコール入りがお気に入りだとは。。
さすが、バイエルン男と九州女のミックス。
クリスマスが終わって、子どもたちが早めに寝た夜にダンナさんと”Feuerzungebowle"という
赤ワインにお砂糖にラム酒をしみこませて火をつけた(!)飲み物を飲みました。
おいしい~!
↑はクリスマーケットの屋台のもの。一人用。
でも、私は確実にアルコールに弱くなってしまっていて
(歳と妊娠・授乳期間のブランクのせい)
こういう甘くて数種のアルコールを混ぜたものは、テキメン次の日二日酔いになるのでした。
ま、甘くておいしいからつい飲みすぎてしまうんですよね。反省。