2013年1月24日木曜日

Weihnachten 初めてドイツで過ごすクリスマス

旦那さんと結婚して8年、付き合い始めて10年経つけれど、
ドイツに引っ越してくるまでクリスマスをドイツで過ごしたことがなかったのです!

なので私も子どもたちと一緒に、
初めてのドイツのクリスマスをとーっても楽しみにしていました。

アドベント時期から指折り心待ちにしていたクリスマス。
この時期は幼稚園、アン子のMaxi Gruppe(12月から週2回午前中 親なしの小さなプレイグループに参加し始めました)、オパとオマのお家、近所やお友達のお家で、
我が家で、とどこででも手作りのクッキーやグリューワイン(ホットワイン)にキンダーポンチ(子ども用の温かいジュース)を堪能しました。
*↑アン子ちゃんのマキシグルッペにて。
子どもたちで作ったクッキーが自分で絵を描いたお皿にのせてありました。
ちびっこたちが一生懸命つくったクッキー。
皆ちょこんと座ってかわいらしいっ。キューン

子どもたちも旦那さんも私も「もークッキーはたくさん!」と飽き飽きするほど食べました。

12月24日前の最後の週末。もみの木を買いに行きました。
もっと早く買って、
12月に入ったらすぐに飾りつけをしておくのが普通かと思ったら、
クリスマス直前に買い、Heilige Drei Koenigeという1月6日の祝日まで飾っておくのだそうです。

もみの木は12月に入り、ボチボチいろんな広場で売られ始めました。
旦那さんと点子が二人で選んだ木は2メートルほどあるとても立派なものでした。
それに、丸い飾りをつけて、てっぺんには点子が幼稚園で作ってきた星を。
あとはろうそく。

旦那さんの実家のもみの木には本物のろうそくが飾られている。火もついていた!
「大丈夫なの?火事になったりしないの?」とこっそり旦那さんに聞くと、
「あー。火事になることもあるよ。ほら、日本のお正月の時、毎年おもちをのどに詰まらせる事故があるでしょ。あれみたいに、毎年起きるよ」だそう。
ほほー。クラッシックで永遠。
でも、本物のろうそくの灯りはやはり特別なんだろうな。

我が家は小さい子がいるので、無難なLEDランプタイプのものを飾りました。


さて、24日のHeilige Abendは午後近所の教会へ行きました。
Kinder Messeだったので、子どもたちが沢山。厳かとは程遠いにぎやかなものでした。

その後、旦那さんの実家に家族が集まって、Omaがクリスマスの宗教的なお話を子どもにわかりやすいように話してくれ、歌を歌いました。
終わったら、鈴の音がきこえてきました。
Christkindが来てプレゼントを置いていってくれたそうです!
皆で居間へ移動して、プレゼントを開けました。

ダンナさんたちが子どもの頃からの伝統で、
この時期限定でお人形キッチンが開設されます。

小さいけど、なんとちゃんと火が使えて、ケーキを焼いたりお料理もできる!
これ40年も前のものですよ! 
さすがドイツ製品。
そして、なんでも大切にするドイツ人の心意気の賜物ですね。
24日はヌードルスープを作り、翌日はクレープを焼きました。


私もわくわくしちゃった!


とってもおいしかったよ~!

24日の夜は、Kaltes Essenでハムなどを頂き、その後お義母さんお手製のLeible(クッキー)が銀のお盆にのって登場!私と子どもたちは「わ~」と大歓声をあげてしまいました。
点子とアン子の特にお気に入りは左下緑色の「ピスタチオのプラリネ」です。
これは、キルシュバッサーというアルコール入りでとってもリッチであまーい。
これを二人で奪うように食べ競う。。
子どもなのにアルコール入りがお気に入りだとは。。
さすが、バイエルン男と九州女のミックス。

クリスマスが終わって、子どもたちが早めに寝た夜にダンナさんと”Feuerzungebowle"という
赤ワインにお砂糖にラム酒をしみこませて火をつけた(!)飲み物を飲みました。
おいしい~!

↑はクリスマーケットの屋台のもの。一人用。

でも、私は確実にアルコールに弱くなってしまっていて
(歳と妊娠・授乳期間のブランクのせい)
こういう甘くて数種のアルコールを混ぜたものは、テキメン次の日二日酔いになるのでした。
ま、甘くておいしいからつい飲みすぎてしまうんですよね。反省。

2013年1月17日木曜日

雪の思い出

また雪がしんしんと降り積もりました。

庭で点子ちゃんとかまくらを作りました。
予定では、このかまくらの中に七輪を持ち込み、もちを焼き、
温かいグリューワインを飲むはずだったのだけれど、
予想よりも小さなできあがりで、皆で暖を囲む大きさにはなりませんでした。

でも、なんだか今日の私は「どうしてもかまくらを作る!」という
強い信念に突き動かされ、
アン子が昼ねをしている1時間の間に、非常に集中し作成に打ち込みました。

そして、アイスクリームも作りました。

卵の黄身と牛乳、ヴァニラビーンズ、砂糖、はちみつ、生クリームで。

雪で凍らせるアイスクリームの原風景は、遠い昔の記憶にあります。
まだ小学校低学年だった冬のある日。 
熊本では珍しく雪が降り積もりました。
ポンキッキかなにかでみて、ばあちゃんがアイスクリームを作って
雪で凍らせたのです。
あのアイスの味とあの光景は忘れられない。

珍しい雪。大好きなばあちゃん。好物のアイスクリーム。
弟や妹も覚えているかな?
あれは私たち孫が作ってくれとせがんだのかな?
きっと、ばあちゃんがこれ作りたいと思って作ってくれたんじゃないかな。
懐かしい思い出です。

<おまけ>
どこででも眠れるアン子ちゃん。
今日はそりの上で。

いつかどこかでみた雪山での遭難シーン。
「眠っちゃ駄目だ。眠ってしまったら死んでしまうぞ。目を覚ますんだ!」
点子を幼稚園に迎えにいった帰りに撃沈。。。
5分ほどの道のり、固いそりの上で眠りました。
よっぽど眠かったのね。

突如睡魔が襲い、こんなとこでもねむってしまう。



2013年1月10日木曜日

明けましておめでとうございます

2013年も皆様にとって、楽しくて幸せな一年でありますように。

今年はもう少し頻繁にブログを更新する!と元旦の抱負に書きました。
なのに、すでに1月10日!あぁ~

冬休みは旦那さんも久しぶりの長期休暇をとって、
引越し片付けの仕上げ(?)をしたりしました。
整理整頓前↓ ぐちゃぐちゃ~

越してきてすぐは、とりあえず入れとけー、と
ぐちゃぐちゃだった本棚を整理整頓したり。
まだまだ片付けは残っているけれど、少しすっきりしました。

クリスマス後は家族全員風邪を引きましたが、
2012年も無事に終わりを迎えられて嬉しかった。

私と子どもたちにとって、ドイツで過ごす初めてのクリスマスと年末年始でした。
クリスマスの様子はまた書きます。

12月28日頃から31日まで期間限定売られる花火。
旦那さんは嬉々として、30ユーロ分くらいの打ち上げ花火やら、
ロケット花火やらを買い込みました。
Silvesterと呼ばれる大晦日の日。
大晦日の日は、旦那さんがタパスのような軽食を作ってくれて、
日が暮れてから、1時間おきくらいに花火をしました。
子どもたちよりもなによりも、旦那さんが一番楽しそうに花火をしていた。

子ども寝静まり、
カウントダウンで家の前の道路に花火とスパークリングワインを持って出て、
2013年になりしだい、また打ち上げ花火をあげ、近所の人たちと乾杯しました。

その新年を祝う花火がびっくり!!
住宅街なのに、皆家の前の道路や庭でじゃんじゃかあげるもんだから、
バンバン大規模な花火が上がって、音はすごいし、
綺麗だけど、家が燃えるんじゃないかと私はハラハラしました。。

寒い大晦日限定の花火。花火は夏にするものだと思ってた私には新鮮でした。
旦那さんは、日本では夏するのに最初驚いたらしい。

Bleigiessenという鉛(なまり)を溶かして、水にいれ、どんな形になったかで
来年を占う遊びもしました。


これまた、いろんな形になるんだねぇ。これも面白かった!!
「これは靴だよ~」とか「男の人と子ども」とか皆で喧々諤々、どんな形に見えるか言い合うのが楽しかったな。

そういえば、2012年最後の日の午前中、長女の点子がピアスを開けました!!
「私もピアス開けたいな~」と言ったのが、11月頃。
クラスのお友達がしているからだそう。

私が観察したところ、クラスの女子みんなしてる!
私は、お友達のお母さんたちにどこで開けたのか、痛がらなかったか、とか色々と調査をする。

そして、点子がTanteにクリスマスのプレゼントとして、
ピアスを開けるのをリクエストしました。
Tante、パパ、私、アン子ちゃんと一緒にお店に行きました。
いよいよピアスを開ける時、「怖くない?」と聞くと、「ぜんぜん」という返事。
泣きもせず、怖がらず、「痛っ」と一言言っただけでした。

さすが点子ちゃん、強いわ~ わが子ながら感心しました。
開けた後も特に何も問題なく、普通にしているので安心しました。
それにしても、4歳の娘がピアス!! びっくり~